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薬はどこから身体の外へ出て行くか?
ハートフルレター服用した薬が排泄されないと、薬の効果が持続したり、強く出てしまうことがあります。
同じ薬を使って、一方の排泄速度定数を遅くてシミュレーションすると、下のグラフのようになります。
薬の運ばれ方
経口投与された薬(飲み薬)は多くの場合、小腸で吸収されて血管に入り、
血流に乗って全身へと運ばれて効果を発現します。
薬の代謝と排泄
吸収された薬がいつまでも体内に留まると、薬の効果(薬理効果)が持続することになり、
副作用を起こす可能性があります。
そのため、薬の効果を失わせる仕組み(代謝機能、排泄機能)が身体には備わっています。
体内に入った薬の多くは肝臓で分解されて効果を失い(代謝)、
主に尿と便で体外へ出ます(排泄)。
薬を服用中に普段と異なることがあれば、医師または薬剤師にその旨を伝えるようにしましょう。
【ハイブリッジ㈱ 電子薬歴システム「Hi-story」より転載】
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