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【No.05】アレアレ?アレルギーのお薬は眠くなるの??

ハートフルレター

Q.花粉症の薬を飲んでいます。効果はあるのですが眠くなります。薬の量を減らせば眠気はなくなりますか?

A.私達の身体はアレルゲン(花粉、ダニなど)が侵入してきた時、アレルゲンを追い出す働きがあります。アレルギーとは、身体の防御機能が過剰に反応してしまい、くしゃみ、鼻水などで花粉を追い出そうとして、その結果逆に身体に負担を生じてしまう症状のことです。
花粉症の患者さんでは細胞の中のヒスタミンなど炎症を引き起こす物質(化学伝達物質といいます)が放出され、これが鼻粘膜の神経、分泌腺、血管を刺激して発作性のくしゃみ、鼻水、鼻づまり、結膜では眼のかゆみや充血を引き起こします。そこで、お薬でヒスタミンの働きを抑えれば症状は和らぐのですがその結果、眠くなったり集中力が低下してしまうことがあるのです。
一般的にお薬はきまった用量を服用することにより十分な効果を発揮します。
今回のケースではお薬の量を減らすのではなく、服用するタイミングを寝る前にしてみてはいかがでしょうか?また1日2回服用のお薬でしたら1日1回で効果を発揮するお薬もありますし、点鼻薬や点眼薬もございます。ご自身のライフスタイルにあったお薬をお使い頂くのがベストだと思います。

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