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【No.12】子供が薬を飲みたがらない、そんな時は…。
ハートフルレターQ.どうしたら子供に上手に粉薬を飲ませることができますか?
原則としてお薬は水、もしくはぬるま湯と一緒にそのまま飲ませましょう。粉のままだとむせてしまって飲みにくい場合は、少量の水・ぬるま湯に溶いてよくかき混ぜ、沈殿しないうちにすべて飲ませます。この時、コップの底にお薬が残らないように気をつけてください。
しかし、お薬嫌いのお子様だと水に溶かしただけでは飲んでくれない場合もあります。そんな時に上手に飲ませるコツをご紹介いたします。
赤ちゃんや小さなお子様の場合
指を使って
- お薬に水を数滴加えペースト状にします。
- きれいに洗った指で、頬の裏側か上あごに手早く塗ってください。
※舌の上だと味を感じて吐くことがあるので注意!
スポイト・スプーンを使って
- お薬に少量の水を加えシロップ状にします。
- スポイトの場合 → スポイトで吸い取り、口の脇から頬に内側に流し込むように注入します。一気に飲ませると吐き出してしまうので、少しずつ飲ませます。
スプーンの場合 → 一口の量を少なめにとり、数回に分けて飲ませます。
※たくさんのお水で混ぜると、飲みきれない事があるので注意!
哺乳瓶の乳首を使って
- お薬に少量の水を加えシロップ状にします。
- なるべく普段使っていない哺乳瓶の乳首をくわえさせ、お薬を注ぎ吸わせます。
※授乳前の方がうまくいきます!
お薬を飲ませたあとは、口の中のお薬を全部飲み込ませるために、水やぬるま湯を飲ませて下さい。
好きなものに混ぜて飲ませる場合
そのままでは飲んでくれないお子様には、アイスクリームやプリンなどの食べ物に混ぜて飲ませると簡単です。お薬によっては混ぜてはいけないもの、苦味が増してしまうものもありますので、薬剤師にご相談下さい。
!注意!
主食となる食べ物(ミルク・ごはん・うどん)と混ぜると、お薬のせいで主食嫌いになってしまう事がありますので、混ぜるのはやめましょう。
※お薬によっては、お医者さんからミルクに混ぜるよう指示がある場合もあります。
お薬を飲めたら褒めてあげる
お話がわかるようになったお子様には、「なぜ、お薬を飲まないといけないのか?」を説明してあげることも大切です。上手に飲めたら褒めてあげましょう。
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